ヒョウモントカゲモドキとの暮らし、はじめました。

こんにちは、もりこです。

我が家にヒョウモントカゲモドキ⁽レオパードゲッコウ:レオパ⁾のベビーがやってきました。
名前は“あるちゃん”7歳の息子と一緒に迎えた、初めての爬虫類のペットです。

虫も苦手、爬虫類も未知の世界だった私が、まさか子どもと一緒にレオパを育てることになるなんて・・・。
少し前の私には、考えもしなかったことでしょう。いや、本当びっくりです。

このブログでは、あるちゃんとの日々を、親子での観察や気づきとともに書いていきたいです。

なぜヒョウモントカゲモドキを飼うことになったのか?

生き物系のYouTubeが大好きで、特に昆虫や爬虫類を気づいたら見ていた息子。

『またそんなもの見て~。』と、呆れる私とそんなの関係ねぇと言わんばかりに見続ける息子。

そんな息子は、実は最初アカハライモリを飼いたいと懇願してきていたのです。
小さくて水の中でゆったり泳ぐ姿に『かわいい!』と目を輝かせていたのですが、色々調べていくうちに、皮膚から毒を出すことをしってびっくり。

『これは、簡単にはさわれないかもしれないね・・・』

そう話すと、息子はちょっと残念そう。

でもそこでふと思いついたのが、
じゃあ、イモリじゃなくて“ヤモリ”ってどうなんだろう?

という発想でした。

さっそくヤモリを調べてみたところ、出てきたのが
“ヒョウモントカゲモドキ”⁽レオパードゲッコウ⁾というイモリの仲間でした。

画像を見た瞬間『えっ、意外とかわいい。』と、親の私の方が先に引き込まれてしまいました。

息子に写真を見せて『どう思う?』と聞いてみたら、
『どっちも飼いたいけど・・・ヒョウモントカゲモドキも見てみたい!』
と、目をキラキラさせて一言。

それから一緒にYouTubeで動画を見て、ますます興味がわいてきたようです。
お世話の仕方、食べ物、性格、飼いやすさ。
活餌は少し戸惑いますが、人工フードもあるし餌は息子の仕事なのでということから、『この子なら息子と一緒に育てられそうだ』と感じ、迎えることに決めました。

『この子がいい!』あるちゃんとの出会い

ヒョウモントカゲモドキについて調べるうちに、気持ちはどんどん高まり、ついに爬虫類専門店へ。

お店に入るのも、もちろん爬虫類を飼うのも初めて。
緊張しながら店員さんに『ヒョウモントカゲモドキを見てみたいんです。初めて飼うんですけど・・・』と伝えると、とても丁寧に対応してくれました。

『どんな子がいい?好きな色とかある?』

そう聞かれた息子は、

『黄色がいい。』と答えました。

すると店員さんが『ちょうど黄色系のベビーが色々いるよ。』と4匹のベビーを見せてくれました。

その中の1匹を見た瞬間、もう他の子は見向きもせず

『この子がいい!』と即決。

それがイエロー&ホワイト アルビノのあるちゃんでした。

正直なところ、私は少し迷いがありました。

選んだ子は“アルビノ”の子で、見た目はきれいでかわいいかもしれないけれど、光に弱かったり、弱視になると思うので餌やりも少し苦戦したり・・・子供がメインで育てるには少し難しいかもしれないと思ったからです。

『本当にこの子で大丈夫かな?』とも思ったけれど、無理に私の考えを押し付けるよりも、息子気持ちを大切にしたいと思いました。

お迎え初日

飼育ケージや温度管理など、環境の準備はばっちり整えていたけれど、

お迎えの際にお店のスタッフさんから、ひとつアドバイスがありました。

「新しい環境に慣れるまでの2~3日は、今の飼育ケースのままで静かに過ごさせてあげてくださいね」

ということで、連れて帰ってからもしばらくはお店で使っていた小さなケースの中で過ごしてもらうことにしました。

お店では、小さめのコオロギを3匹食べていたそうです。

ただ、前日は定休日で餌を食べていなかったと聞き、「もしかしたら家でも少し食べるかも?」と期待して、人工フードのレオパゲルをピンセットで差し出してみました。

でも…

あるちゃんは、首をフイッとそらして食べませんでした。

それを見て、ちょっとがっかりした息子。

でも私はこう伝えました。

「まだ新しいおうちに慣れてないからね。2~3日は食べないこともあるって。明日またチャレンジしてみようか。」

この日は無理に何かをせず、そっと静かに見守ることにしました。

ちなみに、お店では生きたコオロギをあげていたけれど、

人工フードのレオパゲルも使えると聞いたので、ひとまず試しに購入してみました。

2日目|それでもやっぱり心配になる

「今日も、そっとしておこうね。」

そう息子と約束したはずなのに、やっぱり気になるようで、ケースの前をチラチラ覗く息子と弟。

あるちゃんがシェルターの外に出てきたのを見て、「もしかして、お腹すいたのかな?」と話し合い、もう一度、餌やりにチャレンジしてみることにしました。

でも…

今日もやっぱり、首をフイッとそらして食べてくれず。

「まぁ、まだ2日目だしね。1週間くらい食べなかったって話も見たことあるし、大丈夫だよ。」

と、私は息子をなだめながらも、実は内心ちょっと心配になっていました。

まだベビーで、体も小さくて弱々しいあるちゃん。

そんな小さな子が、3日も何も食べなくて本当に大丈夫なのか…と不安がよぎります。

それでも「焦らず、慣れてくれるのを待とう」と自分に言い聞かせて、

「明日、生きたコオロギを買ってこようか」と、息子と約束しました。

3日目|ついに食べた!はじめてのコオロギ

今日は、あるちゃんとの約束の日。

息子と一緒に、近くのペットショップへコオロギを買いに行きました。

ついこの前まで、ペットショップの虫コーナーを見るだけで

「うわっ、Gみたいでムリ。誰がこんなん買うん?」

って視界にも入れたくなかった私が、今では息子と一緒にコオロギを選んでいるという不思議…

ちょっと笑ってしまいました。

一番小さいサイズ(S)は完売していたので、

お店の人に「ベビーがいて、初めて飼うんです」と伝えて、アドバイスをもらい、

コオロギMサイズの中でも小さめの子たちを選んで購入。

息子は「あるちゃん、食べてくれるかね?」と、半分不安、半分期待の表情。

「どうかね~?」と私も返しながら、ドキドキしつつ帰宅。

さっそく、まずはレオパゲルから試してみたけれど…やっぱりフイッ。

続いて、ピンセットでコオロギを差し出すと、

パクッ!…とはならず、最初は空振り(笑)

もしかしてちょっと大きい?と思って、さらに小さめの子をピックアップ。

あらためて差し出すと……今度はパクリ!

ついに食べてくれました。

私も息子も大喜び!

その勢いで、コオロギと一緒にレオパゲルも一口。

単体では食べないけど、コオロギと一緒ならいけるらしい…!

この日は、コオロギMサイズを4ひきと、レオパゲルを少し食べてくれました。

食べてくれたことで、なんだか一気に「家族になった」気分。

準備していた飼育ケージにも、思い切ってお引っ越し。

シェルターに入って全然出てこないあるちゃんを、息子と弟が交代で覗きに行っては

「どこ?」「いた!」と大盛り上がり。

ちょっとずつ、我が家に馴染んできてくれているようで、嬉しい1日でした。

その日の夜|うんちした!?うれしい報告

「ごはん食べたら、うんち出るよね!」と、あるちゃんのケージをじっと見つめる息子。

「人間も、食べたらうんち出るけど…すぐじゃないよ。3日くらいかかって出るんよ〜。

あるちゃんも、すぐじゃなくて明日とか明後日かもしれんね?」

そんなふうに声をかけて、ちょっと気にしすぎな息子をなだめました。

夜になって、私は洗濯物を干していたんですが…

「おかあさん!あるちゃん、うんちしたよーー!!」

と、突然の大声で嬉しそうに報告してきた息子。

思わず洗濯を途中で放り出して、ケージのもとへ確認しに行きました。

ちゃんと、うんちしてありました。

白と黒っぽい部分が混ざった、鳥のフンみたいな感じ。

「ちゃんと消化できてるってことかな…?」と、ホッとひと安心。

何より、うんちまでも“愛でている”息子の姿が可笑しくて、

笑いながらも、しみじみと「お世話してるなぁ」と感じました。

こういう日々のエピソードが、あるちゃんとの関係を少しずつ深めてくれている気がします。

うんち1つに、こんなに喜べるってすごいなぁ…と親の私も思った夜でした。

4日目|コオロギを食べるようになって2日目。そろそろ体重測定!

あるちゃんの主食は、やっぱりコオロギ。

ピンセットであげると、しっかりガブッと食いついてくれるようになりました。

最近は、コオロギ2~3匹と、レオパゲルを少し(コオロギと一緒にあげると間違えて?)食べるパターンが定着してきています。

そして今日、ふと思ったのが

「そろそろ体重も測ってみようかな?」ということ。

今さらだけど…初日から測っておけばよかったなぁ、とちょっぴり反省です。。。

ということで、飼い始めて4日目。

エサをしっかり食べるようになって2日目にして、初めての体重測定をしてみました!

結果は、5.2g。

生後およそ1ヶ月くらいのベビーにしては順調な感じじゃないかな?とひと安心。

これからは1週間に1回くらいのペースで、成長記録として体重も残していきたいなと思います。

お迎えして餌も食べるようになって〜数日後の様子

それから数日、あるちゃんとの生活にも少しずつ慣れてきました。

毎日、コオロギとレオパゲルを組み合わせて食べてもらうというスタイルが定着しつつあり、あるちゃんも順調に食べてくれました。

夜になると決まった時間にうんちも確認できて、しかも毎回ほぼ同じ場所。息子と「また食べたね〜」「ちゃんと同じところにうんちしてる〜」「今日もうんち、いい感じだね!」なんて言いながら、毎日のちょっとした変化に一緒に喜べる日々が続きました。

そして、息子が次にやってみたかったのは、「手に乗せてみたい」という願い。

正直まだ早いかな…?と思いつつ、あるちゃんの様子をよく見ながら、そっと手を差し出してみると、戸惑いながらも少しずつ手に乗ってきてくれたあるちゃん。

その瞬間、息子は満面の笑み。「爪、ちょっと痛いけどかわいい!」と笑って言っていました。

手に乗ってきてくれたあるちゃんに、息子はますます笑顔に。

その笑顔を見ると、私まで嬉しくなります。

でも、可愛いからといってたくさん触るのは、あるちゃんにとってストレスになるかもしれない……。

そう思ってハンドリングについて調べてみると、

「ごはんのあとは避けて、少し休ませてから、短い時間から慣らすといい」とのこと。

そのことを息子に伝えると、「わかった」とちゃんと約束を守ってくれました。

息子の成長も、あるちゃんとの暮らしの中で感じられることのひとつです。

ヒョウモントカゲモドキは「懐く」というよりも、「人の声や臭いを覚える」と言われています。

だから、あるちゃんにとって安心できる存在になれたらいいなと思いながら、

私たち親子も少しずつ、あるちゃんとの距離を縮めていけたらなと感じています。

お迎えしてから1週間ちょっと

お迎えしてから少し経ち、そろそろ体重の増え方も気になる頃。

前回の測定からまだ6日ですが、日曜日を「体重測定の日」にしようと決めて、1日早く測ってみることにしました。

結果は……

6.7g!前回(5.2g)より1.5g増でした。

ベビー期は1週間に1〜2gのペースで増えるのが理想と聞いていたので、ひと安心。

あるちゃん、順調に育ってくれているみたいです。

そんな中、息子が一言。

「なんかお腹大きくなってない?」

「脱皮いつするかね〜?」

うん、気が早い。でも、それだけ毎日見て観察してる証拠だね。

まとめ

お迎えから1週間ちょっと。

あるちゃんがコオロギを食べてくれた日も、うんちをしてくれた日も、

「食べたね〜」「ちゃんと同じところにうんちしてる〜!」と毎日騒がしい(?)親子です。笑

息子の「ちょっとお腹大きくなってない?」「脱皮いつするんかな?」なんて言葉に、

こっちまでワクワクしつつ、「気が早いわ〜!」とツッコミたくなる毎日。

小さな変化を一緒に喜んで、心配して、調べて、話して、笑って…そんな1週間でした。

これからも、あるちゃんの成長やちょっとした事件(うんち場所変えたとか)も含めて、

のんびりと書いていきたいと思います。

同じようにレオパを育てている方や、これから飼おうかな〜と思ってる方の、

「わかる〜」とか「へぇ〜」になれたらうれしいです

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